円安の原因と今後の方向性

金融

 鈴木俊一財務相は19日の閣議後会見で、円安対応として為替介入や金融政策について問われ、「いろいろ影響もあるのでコメントは控えたい」と語った。足元の円安進行については、「為替市場の動向や経済に対する影響を緊張感を持って注視している」と従来の発言を繰り返した。外国為替市場で円は1ドル=127円台と、02年5月以来約20年ぶり安値を更新。米国の金融引き締め加速観測を背景に、日米金融政策姿勢の違いを意識した円売り・ドル買いの流れが継続している。
 2013年から行ってきた日銀による異次元金融政策という爆弾の爆発までのカウントダウンが始まりました。すでに2013年に着火した日がついに爆発の時を迎えます。しかし、現在の日銀は導火線を無理やり伸ばし、爆発の時を延命させています。今回の円安はラストスパートに向かっていると考えた方が良いかと思います。

金利上げると
変動金利で住宅を買っているフラット35住民が一斉にデフォルトに陥る。いわゆる日本型サブプライムローンです。また、コロナ化で債務を背負った中小企業がドミノ倒産し、一気に不景気に陥ります。日銀が保有する国債利払いは単に国に還流するだけですから、連結決算で消去され関係ありません。しかし困ることに、国民消費が痛むことで経済難・税収減となります。

金融緩和維持
日米金利差が急激に開き、円安が急激に進む。内需企業は原価増による収益減→給与減→可処分所得減→消費性向減→不景気 となります。

要するに、コストプッシュ型インフレにより日本は詰み状態ということです。もう出口はありません・・・。緊縮財政により失態を犯した自民党はどう責任を取るのでしょうか・・・。

今後の生き残りをかけて行動を起こすかどうかは個人次第となりました。もしよろしければ情報・知識を共有いたします。ココナラ経由でお立ち寄りください。

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