米国のインフレ圧力が1月に引き続き強まったことが今週発表の統計で示されると予測されている。そのため、米金融当局による来月の利上げは自動的に実施される可能性が強い。
ブルームバーグのエコノミスト調査の予想中央値によれば、1月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.3%上昇と、前年比での伸びが1982年前半以来の大きさになったと見込まれている。変動の大きいエネルギーと食品を除くコアCPIは5.9%上昇の見通し。
今週の米国インフレ率次第で株価は↓目線になります。7%程度のインフレ率は織り込んでいるようですが、8%近くになると国債長期金利が2%を超えてきます。2%を超えるとまたナスダックはここから10%程度は調整します。12,000程度までナスダックが下がってくると買っていきたい水準です。しかしアナリストの中には9,000程度までは調整するのではないかという意見がありますが、それはさすがにやりすぎでしょう。
2月と3月は「米国のインフレ」「結局FRBは実際に金利をどれだけ上げるのか」「ロシアのウクライナ侵攻」の3本建てです。これらが解決または不透明感が無くなっていくと株価は上昇気流になります。3月中旬からは業績相場に移行してほしい・・・・・
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