円安が対ドルで急速に進行する中、日本銀行と財務省が円安に歯止めをかけるため、24年ぶりに円買い・ドル売りの直接介入に踏み切るのではないかとの観測がトレーダーやアナリストの間で浮上している。日本は国内輸出企業を支援するため円安を容認、むしろ円安を促してきたと貿易相手国から長く批判されてきただけに、円買い・ドル売りの直接介入に乗り出せば、異例の行動になる。
G7財務相会議で為替についての議論はあったと思いますが、日米の協調為替介入は難しいでしょう。現在FRBは異次元のインフレと戦っています。ドル安になってしまうと輸入価格が上がってしまいます。できればもっとドル高にしたいくらいです。バイデンは中間選挙に向け早期にインフレを落ち着かせたいはずです。ちなみに日本が単独介入しても大した影響ななく、一旦調整後135円に向かって円安は続いてしまいそうです。
現在の日本は資源をはじめあらゆる価格が上昇し、その上円安でダブルパンチを受けている状態です。かつて資源高+円高や資源安+円安はありましたが、資源高+円安の経験は少ないと思います。アベノミクスの下海外製品の輸入拡大を推進したことがここで仇となってしまいました。
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